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アストンマーティン、DB11 Volante:究極のコンバーチブル・スポーツGTが復活

2017-10-13

 

DB11 Volante:究極のコンバーチブル・スポーツGTが復活

 

 

 

 

 

                                                       l   アストマーティン・コンバーチブル・スポーツGTの最新の進化形

 

                                                       l   新しい4.0リッター・ツインターボV8により、パワーと効率、スポーティなキャラクターを高次元で融合

 

                                                       l   豊富に用意されたインテリアのオプションによりカスタマイズの可能性も拡大

 

                                                       l   即時受注受け付けを開始して2018年春から納車

 

 

 

20171013日、ニューヨーク:

 

アストンマーティは、待望のDB11 Volanteを発表し、エレガンスを極めるアストンマーティン・コンバーチブルの歴史に新たなページを書き加えます。昨年発売され、高い評価を得ているDB11 Coupeに続き、DB11 Volanteは、パフォーマンス、イノベーション、スタイルの面で新たな基準を打ち立て、オープントップ・スポーツGTの頂点を極めるクルマとして登場します。

 

 

510PSを発生する新しい4.0リッター・ツインターボV8エンジンを搭載するDB11 Volanteは、DB11 Coupeで初導入された、まったく新しい接着工法によるアルミニウム構造をベースにしています。従来のモデルより軽く高剛性のボディを採用したことで、あらゆる面でGTカーとしての資質が高まっています。動力性能とハンドリングの向上によりスポーツ性が強化される一方で、デザインの洗練度、快適性、室内居住性が改善されたことで、オールラウンドなグランドツアラーとしての完成度も向上しています。

 

その幅広い潜在能力は、3ステージのパワートレイン&シャシーモードを介して引き出すことが可能です。ドライバーは、路面状況、天候や気分に合わせて、エンジン・レスポンスやシャシーの特性を調整することができます。そのとき、パドルシフトを備えた8速オートマチック・トランスミッション、電動パワーステアリング、ダイナミック・トルク・ベクタリングの機能を備えたリミテッドスリップ・ディファレンシャルも連動してプログラムが調整されます。ステアリング・ヒーターなどの快適装置は、年間を通してオープンエアモータリングを楽しむ助けとなるでしょう。後席にはISOFIXのアタッチメントポイントも設置され、DB11 Volanteの使い勝手を広げています。

 

 

                                         

 

 

 

視覚面でDB11 Volanteの特徴となるのは、DB11 Coupe譲りの鮮烈なワンピース・アルミボンネット、革新的な「カーリキュー」(渦流)と呼ばれるエアロダイナミック機能、シートバックに採用された新しいウッドもしくはカーボンファイバー製パネル、ボルドーレッド、ブラックシルバーもしくはグレーシルバーの3つカラーが選択できる美しいソフトトップ、大胆なC字型のグラフィックを描き出すドラマティックで非常にスリムな「ライトブレード」テールライト、斬新なデザインの鍛造アロイホイールなどです。それらにより、DB11 Volanteのキャラクターを完璧に表現した、スマートで引き締まったフォルムが完成しています。

 

 

DB11 Volanteのスタイリングにおける最も重要な要素は、もちろんコンバーチブル・トップです。ファブリックトップのタイムレスな魅力と、吸音性、遮音性に優れた素材と融合させた新設計の8層ルーフは、どのような悪天候であっても、乗員に寛ぎの空間を提供します。開けるのに14秒、閉じるのにも16秒しか必要とせず、リモート操作も可能で、50km/h以下であれば走行中でも開閉可能なこのソフトトップは、開けたときにはほぼフラットに折り畳まれます。また、新しい設計により、従来のDB9 Volanteと比較すると、トランク容量が20%も大きくなっています。

 

 

この新設計のトップ機構は、アストンマーティの厳密なテストを経て品質や耐久性が確認されています。ライフサイクル・デュアラビリティ(LCD)テストでは、特別な天候実験室において、トップを10万回以上開閉させる耐久試験を実施しました。これは、世界でも最も厳しい天候条件をシミュレートするために開発された実験設備で、現実世界で10年分に相当する経年変化を1か月に短縮して再現することができます。LCDでのテスト結果は、DB11 Volanteの開発用プロトタイプを使用してデスバレーや北極圏などで実施された、現実世界におけるテストで確認されました。

 

ストンマーティン史上最も先進的で完成されたオープントップモデルとして製作され、ライバルを圧倒するスタイルを備え、乗り心地、ハンドリング性能、レスポンス、洗練された造りを高度にバランスすることを開発目標にしたDB11 Volanteは、ドライビングの楽しさの点でも、新たな地平を切り開こうとしています。

 

 

アストンマーティン社長兼最高経営責任者(CEO)のDr. アンディ・パーマーは、DB11 Volanteについて次のように述べています。「アストンマーティンの多くのお客様、とくに何世代にもわたるアストンマーティンのお客様方にとって、エレガントなスタイルと紛れもないスポーツカーとしての性能を有し、他のオープントップモデルとは一線を画したエモーショナルな魅力を提供するVolanteは、常に特別な存在であり続けてきました。新しいDB11 Volanteは、このような資質を完全に備えていると同時に、アストンマーティンのオープンモデルでしか味わうことができない走る歓びや楽しさを約束するクルマです。」

 

                                           

 

アストンマーティン最高技術責任者(CTO)のマクシミリアン・シュヴァイは、次のように付け加えています。「コンバーチブルモデルを開発することの難しさは、構造的な強度と運動性能を両立させる点にあります。前者のためにはボディの強度と剛性を高める必要がありますが、後者のためには重量を抑えなければなりません。DB11 Volanteにおいて我々は、接着を多用したDB11の構造上のメリットを最大限に利用して、従来のDB9 Volanteに対して重量を26kg削減しながら、剛性を5%高めることに成功しました。その結果、真に素晴らしいクルマを生み出すことができたと思っています。DB11 Volanteは、動力性能と敏捷性を向上させると同時に、快適性、乗り心地、居住性や荷物の積載性といった面でも改善を果たしています。」

 

DB11 Volanteの希望小売価格は、英国では159,900ポンド、ドイツでは199,000ユーロ、米国では216,495ドルです。納車の開始は、2018年の第一四半期からを予定しています。

 

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