2018-03-19
S&Pグローバル・レーティングがアストンマーティンの格付けを引き上げ
l アストンマーティンは財務面でも好調を維持
l S&Pグローバル・レーティングが格付けを「B-」から「B」へ引き上げ
2018年3月15日、ゲイドン(英国):
世界最大手の格付け機関、S&Pグローバル・レーティングが、ラグジュアリー・ハンドクラフト・スポーツカーの設計および製造を行っているAston Martin Holdings (UK) Ltdの格付けを引き上げました。アストンマーティンは、この決定を歓迎しています。
S&Pグローバル・レーティングは、事業および財務面で安定して業績を改善しているアストンマーティンおよび同社発行の担保付き上位債の格付けを、「B-」から「B」へ引き上げました。アストンマーティンは2017年に、2008年以来はじめて車両販売台数が5,000台を超えて売上高の新記録を達成し、税引き前利益も前年比2億5,000万ポンド増加しました。
先日開催されたジュネーブ国際モーターショーにおいて、社長兼最高経営責任者(CEO)のアンディ・パーマーは、アストンマーティンの再建が完了し、セカンドセンチュリープランにおけるすばらしい成長の機会に満ちたエキサイティングな段階に入っていると述べました。DB11はV12、V8、そして新型Volanteのすべてのバリエーションが好調な販売を記録しており、新登場したVantageは自動車評論家から称賛を受けています。セカンドセンチュリープランの下、今年後半にはVanquishの後継車も発表される予定となっています。
エグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)のマーク・ウィルソンは、次のように述べています。「歴史的な一年を受け、信用格付けが引き上げられたことは、アストンマーティンがセカンドセンチュリープランに基づいて継続的に結果を出しており、各界からの期待を上回っている事実を示しています。」
S&Pグローバル・レーティングは、次のようにコメントしています。「2017年における同社の業績は、前年と比べて大幅に成長しており、私たちの予想を超えていました。またフリー・キャッシュフローも、予想よりも1年早くプラスに転じています。」