2018-09-21
アストンマーティン、プロジェクト“003”ハイパーカーの製作を発表
l 新しいハイパーカーのコードネームは、プロジェクト“003”
l アストンマーティンが製作する第3のハイパーカー
l 革新的な新しいミッドエンジン・ハイパーカーには、アストンマーティンヴァルキリーに 導入されるテクノロジーを採用
l 市場への導入は2021年後半
l 生産台数は世界限定500台
2018年9月20日、ゲイドン(英国):
アストンマーティンは、プロジェクト“003”の詳細を初公開し、ミッドエンジン・ハイパーカー市場へ参入するための次のステップを踏み出します。
プロジェクト“003”は、アストンマーティンヴァルキリー(プロジェクト“001”)とヴァルキリー AMR Pro(プロジェクト“002”)に続いて、アストンマーティンが開発する第3のハイパー
カーです。“003”は、現在開発が進行中の公道走行可能なヴァルキリーとサーキット専用モデルのヴァルキリーAMR Proの革新的なコンセプトとテクノロジーが幅広く採用されます。
プロジェクト“003”は、軽量構造ボディを備え、ターボチャージャー付きのガスエレクトリック方式のハイブリッドエンジンが搭載されます。公道走行可能な車としては驚異的な
ダウンフォースを発生する優れたエアロダイナミクス、非常に高い精度を特徴とする
アクティブ・サスペンション・システム、アストンマーティンヴァルキリーおよびヴァルキリーAMR Proを彷彿とさせるドライバー・コントロール・システムを組み合わせたプロジェクト“003”は、公道およびサーキットの両方で、ハイパーカー・クラスをリードするダイナミクスを発揮します。
幅広い領域における卓越したパフォーマンスは、プロジェクト“003”の重要なハイライトと
なりますが、この車は日常走行にも適した室内およびラゲージ・スペースも提供できるように設計されています。すべての市場で型式認証を取得可能で、左ハンドルと右ハンドルの両タイプが用意されるプロジェクト“003”クーペは、全世界500台限定で製造されます。
納車は、2021年後半から開始される予定です。
アストンマーティン・ラゴンダ社長兼グループCEOのアンディ・パーマーは、次のように
述べています。「アストンマーティンヴァルキリーは、一度限りのプロジェクトになると常に
言及してきました。しかし、ヴァルキリーの遺産を次の世代へと受け継ぐことは、私たちに
とって必要不可欠なことでした。ヴァルキリー直系のこの車は、ハイパーカー市場に
おける独自の領域で新たな基準を設定し、アストンマーティンの量産モデルと並行して
ラインナップを構成する、高度に専門化された限定モデルという役割が与えられることに
なるでしょう。今回、プロジェクト“003”を発表することができて、大変嬉しく思っています。私たちは、この車とともに、ダイナミックでエキサイティングな次のステップを踏み出し
ます。」