








2019-04-15
アストンマーティン・レーシングのパートナー・チーム、D'station Racing AMR
2019 AUTOBACS SUPER GT開幕
l レース中の不運なアクシデントにより途中リタイヤ
2019年4月14日、岡山:
2019 AUTOBACS SUPER GT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』の決勝レースが岡山国際サーキットで開催され、アストンマーティン・レーシングのパートナー・チーム、D'station Racing AMRの新型アストンマーティンVantage GT3は、レース中の不運なアクシデントにより、残念ながらリタイアを喫しました。
新型Vantage GT3は、3月に開催されたピレリスーパー耐久シリーズ第1戦鈴鹿で、D'station Racingから参戦し、記念すべき日本での、そして世界での初勝利を遂げました。しかしその後、FIAによる正式な型式認証を得た後、D'station Racing AMRが参加するSUPER GT GT300クラスの車両に課せられる参加条件が非常に厳しいものになり、テストからやや苦しい戦いが予想されていました。
4月13日に行われた公式練習で藤井誠暢選手とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手のふたりがドライブするD'station Racing AMRのVantage GT3(#7)は、午後の公式予選に向けてセットアップを進めていきましたが、参加条件もあり、参戦29台中22番手と苦しいレースウイークのスタートを迎えます。2組に分けられた午後の予選では、オリベイラ選手が奮闘をみせるも、19番手から決勝レースのスタートを切ることになりました。
明けた4月14日の決勝レースは、昼前から雨模様となりスタート直前は小康状態だったものの、レースは本格的な雨に見舞われてしまいます。Vantage GT3は、決勝レース前のウォームアップ走行で良好なタイヤのフィーリングを得ており、トップタイムを記録。セーフティカー先導で始まったレースも、オリベイラ選手が雨の中、序盤からオーバーテイクを連発しました。
快走をみせたオリベイラ選手は、滑りやすいコースコンディションのなかで慎重な戦いを展開しつつも、4周目に17番手につけると、11周目には14番手、12周目には13番手に順位を上げ、さらに上位を目指していきます。しかしその翌周、13周目のモスSコーナーで、Vantage GT3の3台前を走っていたライバルが競り合いの中でクラッシュ。Vantage GT3が通過しようとしたところに、運悪くコース上に跳ね返ってきてしまい、オリベイラ選手は避けきれず衝突。Vantage GT3は車両全部に大きな損傷を被り、リタイアすることになってしまいました。
オリベイラ選手は、「本当にがっかりしています。ウエットコンディションのなかで私は大きなマージンをもってレースを戦っていましたし、少しずつ追い上げていくつもりでした。そんななかで、私の前に突然クラッシュしたマシンが出てきてしまい、どちらにも避けることができませんでした。アンラッキーな週末になってしまい残念です。しかし次のレースに向けてふたたび集中していきたいと思います。」とコメントしました。
オリベイラ選手に怪我はなく、Vantage GT3の安全性の高さを証明することになりましたが、ピットで見守った藤井選手は「ウエットコンディションだったウォームアップ走行ではトップタイムを記録できましたし、レースはチャンスがあると思っていました。オリベイラ選手がクラッシュしてしまった様子を見たときは、本当にショックでした。しかし今回Vantage GT3のストロングポイントを見出すことができましたので、次戦に繋げていきたいと思います。」とコメントしました。
D'station Racing AMR代表の星野敏は、次のように述べています。「レースは良いときもあれば、悪いときもあります。今回、オリベイラ選手に怪我がなかったのは不幸中の幸いでした。レースは期待ができる内容で追い上げをみせていただけに残念に思っています。しかしVantage GT3に速さはあることは確認できました。」
AUTOBACS SUPER GT第2戦は5月4日に富士スピードウェイで開催されます。