2019-11-11
アストンマーティン、DBXのインテリアの詳細と価格を発表
・クラス最高レベルのスペースと数々の豪華な素材を使用したDBXのインテリアを初公開
・価格:158,000ポンド*(英国)、193,500ユーロ(ドイツ)、22,995,000円(日本)、189,900ドル(米国)
・DBXの全容は11月20日に中国の北京で発表
2019年11月6日、ゲイドン(英国):
2019年11月20日に北京で世界初公開されるアストンマーティン初のSUVモデル、DBXの精巧なインテリアの最初のイメージが公開されました。さらに、このランドマークモデルの希望小売価格も発表されました。価格は、158,000ポンド*(英国)、193,500ユーロ(ドイツ)、22,995,000円(日本)、189,900ドル(米国)に設定されました。
徹底的な顧客調査の結果を反映し、アストンマーティンの高度なクラフトマンシップを組み合わせたDBXのインテリアは、広い室内に一歩足を踏み入れた瞬間から、自宅でくつろいでいるような安心感を与えることができるように設計されています。最高品質の素材と考え抜かれたエルゴノミクスを融合したDBXは、99パーセンタイルの男性から5パーセンタイルの女性まで、非常に幅広い乗員のニーズを満たすように製作されています。
DBX専用のシャシーを採用するという決定により、アストンマーティン・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン率いるアストンマーティンのデザインチームは、DBXのお客様特有のニーズに合わせてインテリアスペースをテーラーメイドすることが可能になりました。長いホイールベースにより、デザインチームは、流れるような低いルーフラインを維持しながら、キャビンスペースを最適化しています。
DBXでは、6か月の期間を費やして、運転席のポジションが定義されました。ここでは、シートとステアリングコラムを希望の位置に動かし、すべてのコントロール類、ディスプレイ、ウィンドウを通して明瞭な視認性を確保することに焦点が当てられています。重要な点は、ボンネットを明確に見渡せる位置に着座位置を設定することによって、渋滞時や他のクルマと接近しているときでも、自信を持ってクルマを運転できるようにすることでした。
優れた視認性は、ドライバーに自信をもたらすという点で、SUVのキーポイントとなっています。DBXは、この要件を完全に満たし、高い安全性を提供しながら、同時にアストンマーティンならではのスポーティな雰囲気も実現しています。 ドライバーは、DBXのドライバーシートに座った瞬間から、リラックスしてクルマを運転することができますが、経験豊富なドライバーも唸らせるダイナミックなパフォーマンスも備えています。
DBXのインテリアには、デザインチームの設計の初期段階で設定した哲学が完璧に反映されています。その範囲は、あらゆるディテールに至るまで、慎重に考え抜かれています。
ダッシュボードは、DBXの広々としたスペース感と豪華さを強調しています。各スイッチやダイヤル類は、アストンマーティン・ブランドが設置したFemale Advisory Board(女性諮問委員会)や、様々な富裕層に関するカスタマー・クリニックの専門家の意見を参考にしながら、広範囲なテストを繰り返して、運転席に座った瞬間からすぐに親しみを感じられるように、慎重に配置されています。広々としたダッシュボードには、大型TFTディスプレイが設置されています。このディスプレイは、その印象的なサイズにもかかわらず、高度なテクノロジーによって、エレガントなインテリアの雰囲気を損なうことなく、シームレスに統合されています。SUVモデルにとって重要な収納スペースに関しても、DBXのインテリアに調和する形で組み込まれています。その傑出した機能の一例は、ブリッジタイプのセンターコンソールです。インテリアに浮かんでいるように見えるこのコンソールは、見た目にもエレガントであるばかりでなく、その下の収納スペースに、ハンドバッグや1.5ℓサイズのペットボトルといった大きなアイテムを置くことが可能です。これにより、ドライバーは、貴重品を助手席に置いたり、汚れたフロアに置いたりすることなく、すぐ手が届く場所に収納しておくことができます。
リアシートは、設計プロセスにおいて特に焦点が当てられました。デザインチームは、適度な“包まれ感”を得られるようにリアシートを設計しました。しかし、そのようなシートでは、リアシート乗員がフロントシートに寄りかかるようにして前方を見る必要があります。DBXでは、“スタジアム”シートと呼ばれるシートアレンジを採用することによって、この課題に対応しています。お子様のニーズも幅広く考慮されています。DBXの設計段階において、お子様のグループをアストンマーティンのデザインスタジオに招待し、クルマへの乗り降りや座り心地を実際に体験、評価してもらい、その内容をリアシートのデザインに反映させています。
このような広範囲な研究開発の結果、クラス最高レベルのフロントおよびリアのレッグルームが実現し、ルーフ全長に及ぶパノラマガラス・サンルーフと広々としたサイドウィンドウによる、開放感に溢れた室内空間が生み出されました。アストンマーティンが培ってきたスポーツカーのパッケージング手法とテクニカル・ソリューションは、DBXにも大きなメリットをもたらしています。スペース効率に優れたスポーツカーのインテリアを製作するという幅広い経験を活用することにより、リアシートには、ライバルのSUVモデルを凌ぐニースペースとフットスペースが確保されています。DBXのどのシートに座っても、明るく開放的なスペースから、リラックスして外の世界を眺めることができるでしょう。
このニューモデルは11月20日に発表される予定です。予約の受付も、この日以降に開始されます。