2016-12-14
2016 年 12 月 14 日、ゲイドン(英国):
アストンマーティ社長兼最高経営責任者(CEO)のアンディ・パーマーがウェールズ首相のカーウィン・ジョーンズ閣下と面会し、
セント・アサンの工場建設予定地をアストンマーティンに売却する契約に調印しました。
これにより、アストンマーティンがウェールズのセント・ア サンに建設する新しい生産工場の第一段階が開始されました。
2016 年 2 月、アストンマーティンは、新製品および施設に対する 2 億ポンドの投資の一環 として、2 番目の生産工場の建設地を、20 の候補地の中からセント・アサンに決定したこと を発表しました。
今年の夏から、新工場で働くことになる最大 750 人のアストンマーティン従業員の募集を開始し、その内の多くは既にトレーニングを開始して、ゲイドンの本社工場 において新型 DB11 の製造にかかわっています。
アストンマーティン社長兼 CEO のアンディ・パーマーは、次のようにコメントしています。
「セント・アサン工場建設の第一歩となる今回の契約締結は、私たちの 103 年の歴史の中で重要な節目となるでしょう。計画を実現するため、建設工事が本格的に開始されます。私 たちの最初の SUV モデルをウェールズで生産する決断をして以来、私たちは、国防省およびウェールズ政府による、本プロジェクトを実現するための取り組みと提案に感銘を受けてきました。私たちは、ウェールズ政府と協力し、今回のプロジェクトのスケジュールに間に 合うように、従業員の募集といった作業を進めています。」
今回の契約を受けて、アストンマーティンはセント・アサン工場建設の「第一段階」を開始しました。この作業には、お客様およびスタッフ受付エリア、管理業務用オフィス、社員食堂の建設が含まれています。この建設作業は、複数の国内大手企業による入札の結果、地元 ウェールズの建設会社、TRJ コントラクティングが落札しました。
「第二段階」は、新しい生産工場を収容し、国防省が建設する 3 つの「スーパー・ハンガー」 へのアクセスが可能になる 2017 年 4 月に開始されます。
ウェールズのカーウィン・ジョーンズ首相は、次のように述べています。
「アストンマーティンが、新しい工場の建設地として、ここウェールズを選択してくれたことを嬉しく思います。この決定は、ヴェール・オブ・グラモーガンと周辺の地域にとって素晴らしいニュースです。これによって、地域経済が活性化され、その結果として、アストンマーティンおよび広範囲なサプライチェーンの両方で必要となる何千人もの質の高い雇用が創出されるでしょう。私たちは、今回のプロセス全体を通して、アストンマーティンと密接に協力してきました。私たち の共同作業および連携の結果として、アストンマーティンの未来を支えることになる約 750 人の熟練工を採用できたことを誇りに思います。」
ウェールズ相のアルン・ケアンズ議員は、次のように述べています。
「アストンマーティンがウェールズを選択したことにより、私たちは、世界中の一流グローバル企業に対して、ウェールズがビジネスに開かれた場所であるという明確なメッセージを発信することができました。私たちは、ユニークで革新的な自動車メーカーであるアストンマーティンを南ウェールズへ誘致するため、経済成長のための理想的な環境を整えました。今回の発表は、ウェールズが優れたインフラと世界クラスの人材プールを備え、自信を持って事業を展開できる場 所であることを示しています。」